貧血の原因

貧血の原因の80%以上が 鉄不足といわれていて、

症状にあらわれていなくても鉄が欠乏している人が

たくさんいるようです。いわゆる鉄欠乏性貧血ですね。




大量の出血がない限り、 鉄分は体内に貯蔵されて

コントロールされていますが、残念ながら鉄は体内では

つくることができない上、汗や尿、便、また女性の場合

生理時の出血などによって、日々失われ続けています。

また、大量の汗によって失われる鉄の量も侮れません。

運動などでたくさん汗をかくと、アセと一緒に鉄分も流れます。

夏場のスポーツなどは、とくに注意が必要でしょう。

意識的に補給したいですね。


血液中の鉄である機能鉄が不足しただけでは

貧血はおこらず、 鉄の不足を補う貯蔵鉄までも

がなくなって酸欠状態になったとき、はじめて 

その症状があらわれます。


貧血の症状
があらわれているような場合は、重度の

鉄欠乏と考えられますので、早めの対応が必要になります。


また、貧血の症状が出ていないからといって、油断は 

禁物です。 やはり普段から意識的に食べ物などから 

鉄を摂取吸収するように習慣づけることが大切です。